
最終更新日:2024-12-09
米寿とは数え年で88歳のことです。日本では60歳の還暦を皮切りに、それ以降は70歳、77歳、80歳…と、10年ごとの区切りとゾロ目の年齢で長寿をお祝いする風習があります。
この記事では米寿のお祝いをいただいたときのお返しについてまとめました。米寿内祝いにおすすめの品物と相場、のしなどのマナーを含むお返しに関する注意点も解説します。
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米寿祝いにお返しは必要?
日本ではお祝いをいただいたらお返しとして内祝いを贈るのが一般的ですが、米寿祝いの内祝いは不要とされています。
内祝いとは、本来「身内にあったおめでたいことを周囲にお裾分けする」ことを目的とした風習です。かつてはおめでたいことがあった家庭が、近隣や身近な人へ内祝いとして“自発的に”縁起物を贈り、お祝いごとの報告をしていました。
現代では「内祝い=お返し」という認識になっていますが、もともとは違ったわけですね。
米寿祝いを家族のみで祝った場合はお礼を伝えるだけで充分です。
しかし、遠い親戚や友人・知人、近所の方からわざわざお祝いもらった場合は、なんらかの形で感謝を伝えたいもの。米寿祝いのお返しは「してはいけない」わけではないため、お返しをしたい場合は贈ってもかまいませんよ。
米寿祝いのお返しの相場は?
米寿祝いのお返しは、いただいたお祝い金の半返し(半額)〜3分の1返しで手配してください。
品物をもらって金額が分からないときは、ネットでおおよその値段を調べて半額~3分の1の金額の品物をお返しすればOKです。
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米寿祝いにお返しの品物は?
米寿祝いのお返しではどのような品物が喜ばれやすいのでしょうか。ここでは親戚から友人・知人、ご近所の方まで、贈る相手別におすすめの品物を解説します。
親戚へのお返しで喜ばれる品物
親戚へのお返しは家族構成や年齢にあわせて選びましょう。お菓子の詰め合わせはお返しの定番です。
中でも若い女性には洋菓子、年配の方には和菓子、甘いものが苦手な方や男性にはおせんべいやあられなどの干菓子が喜ばれる傾向にあります。
ほかにはタオルや食器など、実用的な日用品ももらって嬉しいギフトです。お返しで贈るなら好き嫌いが分かれにくいシンプルなデザインで、使い勝手のよいサイズ感のものを選ぶとよいでしょう。
友人・知人へのお返しで喜ばれる品物
“米”寿ということで、友人や知人にはお米を贈ってはいかがですか?お米は日持ちがよく、多くの日本人が日常的に食べるものなので、もらって困らない品物です。
おいしいごはんのお供やお菓子、おつまみ、ジュースやお酒などを贈るのもよさそうですね。
よく会う友人や知人なら、相手の好みを知っているのでは。相手が好きなものや趣味に関連するアイテムを贈れば喜んでもらえるでしょう。
相手に品物選びを任せたいなら、カタログギフトを贈るのもおすすめです。
ご近所の方へのお返しで喜ばれる品物
ご近所の方へのお返しには実用的な消えものを選びましょう。日頃から顔を合わせる機会も多いでしょうから、相手に気を遣わせにくい品物を贈るのが親切です。
無難に喜ばれやすいのはタオルやお菓子の詰め合わせなど。相手の好みが分からないときはお米のギフトもおすすめです。お祝いごとの返礼品の定番である紅白餅や紅白饅頭を贈るのもよいでしょう。
米寿祝いのお返しランキング
続いては、米寿祝いのお返しで喜ばれる品物をランキングで紹介します。
米寿祝いのお返しランキング1位:お米のギフト
米寿にちなんでお米を贈るのは洒落ていて分かりやすいですよね。そもそも88歳の記念を米寿というのは、漢字の「八十八」を組み合わせると「米」になることに由来しています。
日本では「八」は末広がりの形で縁起がよい数字とされているため、八がふたつ並ぶ88歳はとてもおめでたい年齢です。
お米は日本人の主食であり、食べない人のほうが少ないため、誰に贈っても困らせることがありません。贈り物に迷ったときは、お米を選べば間違いないといっても過言ではないでしょう。
大切な方へ感謝を伝えたいときはお米を贈りませんか?八代目儀兵衛にはおいしくておしゃれなお米のギフトが豊富です。親戚にも友人や知人にも、近所の方にもきっと喜ばれるはずですので、まずは当店のオンラインストアをご覧ください。
米寿祝いのお返しランキング2位:紅白餅・紅白饅頭
おめでたい行事やお祝いの席では、紅白餅や紅白饅頭をいただくことがあります。入学式や卒業式、入社式に引き菓子(引き出物と一緒に贈るちょっとしたお菓子のこと)としてもらったことがある人もいるのでは?
紅白餅や紅白饅頭には「一生を円満に過ごす」という意味があるとされています。前述のとおり引き菓子で配られるイメージが強く、縁起がよいものとして浸透しているため、もらって嬉しく感じる人も多いでしょう。
「相手が気を遣わない、ちょっとしたものをお返ししたい」というときには、コンパクトな紅白餅や紅白饅頭を贈ってみてくださいね。
米寿祝いのお返しランキング3位:洋菓子ギフト
焼き菓子の詰め合わせはお返しによく選ばれる品物です。相手の好みにあわせて選ぶのがベストですが、米寿祝いのお返しにはバームクーヘンを贈りませんか?
バームクーヘンはドイツ語で「木のケーキ」と訳される洋菓子です。生地が何重にも重なった断面が木の年輪のように見えることから「長寿」「幸せを重ねる」といった意味を持つとされています。
しっとりとした食感と素朴ながら濃厚な甘さもあるバウムクーヘンは、好きな人も多い洋菓子です。米寿内祝いの品物に選べば喜んでくれる人も多いでしょう。
米寿祝いのお返しランキング4位:和菓子ギフト
相手がご高齢の方であれば和菓子のギフトを贈ってみてください。年を重ねるうちに洋菓子より和菓子が好きになる人は少なくありません。
常温保存ができて日持ちがよく、個包装になったものは特に喜ばれやすいです。おすすめはお饅頭や羊羹、かりんとうなど。
おせんべい、おかき、あられは甘いものが苦手な人や男性にも食べてもらいやすいでしょう。
米寿祝いのお返しランキング5位:タオルギフト
タオルはなにかと使うため、たくさんあっても困りません。シンプルで使いやすいデザインのタオルならもらって嬉しい人も多いでしょう。
米寿祝いのお返しで贈るなら、上質で触り心地がよいタオルを選んでみてください。ホテルのタオルのようにふわふわで吸水性にも優れたタオルを贈れば、ほとんどの人は喜んでくれるはずですよ。
米寿祝いのお返しランキング6位:缶詰ギフト
缶詰の食品はとにかく賞味期限が長いのがメリット。数年単位で保つのは当たり前です。種類が多いのも魅力で、フルーツやスープ、カニなどの魚介類に、おかずやおつまみになるグルメが詰められたものまであります。
近頃は災害への備えに缶詰の食品を備蓄している家庭が少なくありません。缶詰ギフトを贈れば日常的に楽しんでもらえるのはもちろん、いざというときにも役立ててもらえるかもしれませんよ。
米寿祝いのお返しランキング7位:ドリンクギフト
コーヒーや紅茶、ジュースの詰め合わせももらって嬉しいギフトの定番です。仕事や家事の合間に飲んでもらいやすい品物を選ぶとよいでしょう。
相手の好みが分かるなら珍しい銘柄のコーヒーや紅茶、ハーブティーなどを贈るのもよさそうです。
子どもがいるご家庭にはフルーツジュースの詰め合わせなど、親子で楽しめるドリンクギフトを贈ってはいかがでしょうか。
米寿祝いのお返しランキング8位:お酒のギフト
お酒を飲む人へ贈るお返しの品物は、やはりお酒が喜ばれます。ポイントは相手の好みに合うお酒を贈ること。
お酒の好みは人によってさまざまです。日本酒と一口にいっても辛口、甘口、香りが強いもの、控えめなものなどいろいろあります。
相手が普段よく飲むお酒の種類や好みを知っていて、相手が喜ぶお酒をきちんと選べる自信があるのなら贈ってもよいでしょう。
米寿祝いのお返しランキング9位:カタログギフト
相手の好みや趣味、欲しいものが分からないときはカタログギフトを贈るのが安全です。迷ったときは、日用品やグルメ、家電などさまざまなジャンルの品物が掲載されているカタログギフトを選びましょう。
カタログギフトの価格帯は幅広いので、いただいたお祝いに対して適切な価格のお返しができるのがメリットです。購入前に自分でも中身をチェックしつつ、相手が欲しそうな品物が載っているか確認してから贈るようにしてくださいね。
米寿祝いのお返しランキング10位:食器類
食器も米寿祝いのお返しにぴったり。茶碗や汁椀、箸などのよく使われる食器は各家庭にあるでしょうから、お返しとして贈るなら可愛い豆皿や小鉢のセットなど「自分では買わないけれどあると便利な食器」を選ぶとよいでしょう。
ガラス製の食器や陶器は「割れ物=別れ」を連想させるため、マナー違反だと考える人もいます。しかし、近年はむしろ「割れる=増える、繁栄」とイメージできるため縁起がよいという考え方も広まっているのだとか。
相手がどう考えるか分からないときは避けたほうがよさそうですが、希望されたときはセンスのいいものを選んで贈りましょう。
米寿祝いのお返しに 八代目儀兵衛の喜ばれるギフト
長寿を祝う機会はたくさんありますが、米寿祝いは唯一名称に「米」の漢字が入ります。お米のギフトを贈る絶好のタイミングです!
ここでは八代目儀兵衛が取り扱うギフトから、米寿祝いのお返しにおすすめのギフトを5点紹介します。
良縁米「愛」(お米2合×2個・お供) │ 2,000円(税込)
紅白の風呂敷で2合のお米を丁寧に包んだおめでたいギフト。お米の内容は甘い香りと弾力が特長の『殿米』と、上品な甘さがやさしく広がる『姫米』の2種類です。
慶事の引き菓子の定番である紅白餅や紅白饅頭を彷彿とさせるデザインなので、米寿祝いのお返しでも必ず喜ばれることでしょう。赤飯米も同梱していますので、お祝い気分をお裾分けしたい大切な方へぜひお贈りください。
商品内容:良縁米2合×2個(殿、姫)/赤飯米×1個 |
はじまりの白「Haku」(お米2合×2個・タオル) │ 3,300円(税込)
当店で人気の料理米『結』は、冷めてからおいしさがぐっと増すおむすび専用米です。お弁当にも最適なお米なので、学生のお子さまがいるご家庭や、職場にお弁当を持参されている方への贈り物で喜んでいただけるでしょう。
白い風呂敷で包んだ『結』の隣には、真っ白なタオルを詰めました。今治浴巾がつくった一流ホテル仕様のウォッシュタオルは触り心地抜群。手を拭くだけでちょっと心が満たされるような、幸せが詰まったギフトです。
商品内容:料理米2合×2個(結×2)/ウォッシュタオル(サイズ約34×34cm) |
はじまりの白「Haku」(お米2合×2個・タオル)の詳細を見る
いろあそび「むぅちゃん」(お米2合×6個) │ 5,400円(税込)
赤ちゃんがいるご家庭への米寿内祝いにおすすめのギフトを紹介します。こちらのギフトには、当店で人気の料理米6種類がぎっしり。
おもてなし用の『極』、おむすび用の『結』、和食用の『和』に洋食用の『洋』など個性豊かなお米たちをそろえました。
お米を包んでいるのはやさしい色合いのガーゼハンカチです。赤ちゃんのスタイや手拭き、口拭きとしてリユースしていただけるほか、大人用のハンカチやお弁当包みにも使っていただける楽しいギフトになっています。
商品内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健) |
十二単お供詰合せ「大原」(お供) │ 11,000円(税込)
お米の味は一緒に食べるお供によってガラッと変わります。食事の時間を楽しんでほしいあの人に、お米が進むごはんのお供がたくさん詰まったギフトを贈りませんか?
ギフトボックスを開けると、炊き込みごはんの素、のり、梅干しにお茶など豪華なラインナップ。食べ盛りの子どもがいるご家庭や、ご年配の方へのお返しにいかがでしょうか。
商品内容:炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 赤飯米×1個 |
十二単お供詰合せ「貴船」(お米2合×12個・お供) │ 16,500円(税込)
強い粘りと甘みが特長の『極』、素材の味を引き立ててくれる『和』、チャーハンがパラパラに仕上がる『中』に、炊き込みごはんがぐっとおいしくなる『煮』など、全12種類の料理米を贅沢に詰め込んだ2段重ねのギフトです。
2段目には13種類のごはんのお供をたっぷり詰め込みました。
お米がおいしいと、食事の時間が普段の何倍も充実したように感じるもの。まずはお米をそのまま、次はおすすめのおかずと一緒に、最後はお供をあわせて…お米のおいしさを再確認できるギフトになっています。
商品内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 赤飯米×1個 |
十二単お供詰合せ「貴船」(お米2合×12個・お供)の詳細を見る
米寿祝いのお返しに気をつけたいマナー
最後に、米寿祝いのお返しをするときの注意点と、覚えておきたいマナーを解説します。
米寿祝いのお返しにかけるのし紙の選び方・書き方
いただいたお祝いへのお返しで贈る品物には、のしをかけるのがマナーです。のしの水引は紅白もしくは金銀で、蝶結びのものを選んでください。
蝶結びの水引は「何度あってもおめでたいお祝いごと(出産、入学・卒業、お中元やお歳暮など)」に用います。
同じ紅白や金銀でも、結び切りの水引は「一度でよいお祝いごと(結婚、お見舞いなど)」に用いるものですので選ばないよう注意しましょう。
のしの表書き上段には「内祝」もしくは「米寿内祝い」と書き、下段には送り主の氏名を記入します。
お祝いをいただいたらすぐにお礼を伝える
米寿祝いをいただいたらまずは直接お礼を伝えましょう。手渡しでもらった場合はその場でお礼を言い、郵送でもらった場合は遅くとも翌日までに電話で感謝の言葉を伝えてください。
お返しの品物は、お祝いをいただいてから1ヵ月以内に手配しましょう。なんらかの事情で遅れるときは電話で一言伝えておくと印象がいいですよ。
感謝が伝わる手紙や送り状の書き方と例文
米寿祝いのお返しにはお礼を綴った一筆箋や手紙を添えましょう。相手と今後も良好な関係を続けたいならお礼状は必須です。
以下に例文をご用意しましたので、よければ参考になさってください。
拝啓 晩秋の候 皆様におかれましてはご清祥のことと存じます この度は私の米寿に際し 心のこもったお品を頂戴し 誠にありがとうございました お礼の印に 心ばかりの品をお贈りいたします ご笑納いただければ幸いに存じます 時節柄 お体大切にお過ごしください 敬具 |
八代目儀兵衛では、ギフトへのメッセージ同梱にも対応しています。一筆箋やメッセージカードなど、同梱するメッセージのスタイルもお選びいただけますので、よろしければ当店のオンラインストアをご覧くださいませ。
まとめ │ 米寿祝いのお返しはお米で決まり!もらった人もきっと笑顔に
米寿のお祝いは近しい身内だけで行うケースも多く、その場合はお返しをしなくてもよいとされています。ただし、遠くに住む親戚や友人・知人、近所の方から米寿祝いをいただいた場合はきちんとお返しをしましょう。
お返しの品物は消えものがおすすめです。食べ物を贈るなら、日持ちがよく好き嫌いが少ないものを選んでくださいね。
迷ったときは、米寿という名称にちなんでお米のギフトを贈りませんか?お菓子の詰め合わせや紅白餅・紅白饅頭など定番の品物を選んでもよいですが、お米のギフトは縁起がよく意外性もあるため喜ばれやすいです。
八代目儀兵衛には、色鮮やかで豪華なお米のギフトがたくさんあります。ぜひ米寿内祝いにご利用くださいませ。