お悔やみの贈り物はどう選ぶ?贈り方のマナーと相場、注意点まとめ

お悔やみの贈り物はどう選ぶ?贈り方のマナーと相場、注意点まとめ

最終更新日:2024-01-19

親しい人の訃報は聞きたくないものですが、命の終わりは誰にでも平等に訪れるものです。遺された者たちがすべきことは、故人に感謝を伝えながら温かく見送ることではないでしょうか。

今回は、お悔やみの贈り物の選び方、贈り方を詳しく解説します。宗教や宗派で異なるマナーや、時間が経ってからお悔やみを聞いた場合の対応方法、故人との関係別の贈り物の選び方までまとめました。

いざというときに備えて、弔事に関する基本的な知識はおさえておきましょう。

※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。

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【記事編集】

京の米老舗 八代目儀兵衛

江戸時代より続く、京都の米屋。風呂敷で包まれた「お米のギフト」やきめ細やかなサービスは、「贈ったら必ず褒められる贈りもの」と評判。慶弔問わず、人生の大切な日や大切な相手への贈りものとして高い評価を受けている。セブン-イレブンやHITACHI、伊藤園といった大企業ともコラボ実績多数。お米への深い愛情と知識、鍛え上げられた技術やノウハウに、メディア取材・出演も多く、テレビ・雑誌・WEBでの注目度も高い。

お悔やみの贈り物とは?

お悔やみの贈り物といえば、香典(こうでん)、供物(くもつ)、供花(きょうか、くげ)の3つが挙げられます。それぞれがどんな贈り物か分かりやすくまとめました。

お悔やみの贈り物①│香典

香典は故人の霊前にお供えする金銭です。紙幣を不祝儀袋に入れ、ふくさで包んで葬儀に持参します。

通夜と告別式の両方に参列する場合は通夜に、告別式のみ参列の場合はその際に受付で手渡ししましょう。どちらにも参列しない場合は、お悔やみの言葉を記した手紙を添えて現金書留で郵送する方法もあります。

不祝儀袋の選び方や、表書きの文字は宗教や宗派によって変えなければなりません。以下に仏式、神式、キリスト教式の香典マナーをまとめましたので、参考にしてください。

宗派・宗教不祝儀袋表書き
仏式蓮の花が印刷されたもの御霊前、御香料
神式白無地のもの御榊料、玉串料
キリスト教式百合の花や十字架が印刷されたもの御花料、志

故人の宗教や宗派が分からない場合は、白無地の封筒を選ぶようにしましょう。

また、香典の金額は故人との関係性で異なります。以下の表では自分から見た故人との関係別に相場をまとめました。

故人との関係相場
100,000円~
兄弟・姉妹30,000円~
祖父母10,000円~
上記以外の親戚10,000円~
職場関係者3,000円~
職場関係者の家族5,000円~
友人5,000円~
友人の家族5,000円~
近所の方3,000円~

お悔やみの贈り物②│供物

供物は故人の霊前に供える品物です。生前の感謝を伝えるとともに、供養の気持ちを込めて贈ります。品物には消え物や消耗品を選び、かさばらない物であれば香典と同様に通夜または告別式に持参してもかまいません。

持参する場合は地味な色の風呂敷に包んで持ち込み、受付で包みを外してから渡します。その際に「御霊前にお供えしてください」と伝えれば、故人の祭壇に供えてもらえるでしょう。

なお、故人の宗教や宗派によっては、供物で贈ってよいもの、贈ってはいけないものがある点には注意が必要です。詳しくは、後述する「お悔やみの贈り物を選ぶ際のポイント」で解説します。

お悔やみの贈り物③│供花

供花は、故人の霊前に供える花です。通夜か告別式に間に合うよう手配しましょう。供花として選ばれやすい花は菊、カーネーションなど。白いものを選ぶのが一般的ですが、淡いピンク色や紫色など、落ち着いた色合いなら取り入れても問題ありません。

どんな花を選べばよいか迷ったときは、故人の葬儀を行う葬儀業者に手配を依頼すると安心です。

お悔やみの贈り物の基本マナー

香典や供物、供花は一方的に贈ってよいものではありません。ここではお悔やみの贈り物の基本マナーと注意点をまとめました。

贈り物は喪家に連絡をしてから手配する

訃報が届いた際にはまずお悔やみの言葉を伝え、供物や供花を贈ってもよいか確認しましょう。

喪家が辞退するなら贈ってはいけません。贈り物を断るさまざまですが、一例は以下のとおりです。

・故人が生前に贈り物は辞退したい旨を遺族に伝えていたから

・参列者に負担をかけたくないから

・香典返しがたいへんだから

故人への思いから「どうしても贈り物をしたい」と考える人もいるでしょう。しかし、遺されたご家族の気持ちを尊重することも大切です。

贈り物は宗教や宗派に合わせて

香典の章で解説したとおり、故人の宗教や宗派によって贈り物に添える表書きは異なります。

仏式や神式の場合、のし紙の水引は黒白の結びきりを選びましょう。

キリスト教式では供物を贈る習慣がなく、代わりに白い花の花束やバスケットフラワーを贈ります。のしは不要ですが、祈りの言葉を記したメッセージカードを添えるのが特徴です。

贈り物の到着日にも配慮する

供物や供花を通夜までに届けたい場合は、当日の午前中までに到着するよう手配します。告別式でお供えしてほしいなら前日までに届くようにしてください。

お悔やみの贈り物は葬儀を行う会場に飾られるものです。

遅れて到着すると遺族や葬儀業者に迷惑がかかってしまう可能性があるため、手配は早めに済ませましょう。

時間が経ってから知ったお悔やみはどうする?

故人との関係次第では、あとから訃報を聞くこともあるでしょう。近頃は家族葬をはじめ小規模な葬儀で故人を見送るご家族も多く、通夜や告別式が済んでから周辺に訃報を伝えるケースも増えてきました。

ここでは時間が経ってからのお悔やみの伝え方と、贈り物をする際のマナーを解説します。

電話でお悔やみを伝えて弔問の可否を伺う

故人の訃報を耳にしたら、まずは電話でご遺族にお悔やみの言葉を伝えましょう。四十九日法要の前であれば弔問してもよいか確認します。

「お線香を上げさせてもらいたい」「直接手を合わせたい」と伝えて、故人のもとへ伺いたい旨を相談してみてください。

とはいえ通夜や告別式を終えた直後であれば、遺族はまだバタバタしていて弔問を断るかもしれません。その場合は素直に聞き入れましょう。

お悔やみの贈り物の受け取り可否を伺う

弔問できるなら、香典や供物、供花などを持参して伺ってもよいか確認します。故人の自宅が遠方であるなどの理由から弔問が難しければ、贈り物を宅配便で送っても問題ありません。

なお、遺族からの香典返しは一般的に四十九日法要のあとにまとめて行われます。よって四十九日が過ぎたあとにお悔やみの贈り物をすると、個別に香典返しを手配する必要があり、かえってご遺族に負担をかけてしまうかもしれません。

遺族からの香典返しを辞退したい場合は、香典ではなく「お花代」として金銭を包む方法もあります。

また、弔問を辞退された場合も、上記に述べたのと同様にお悔やみの贈り物を送ってよいか相談してみてください。辞退された場合は贈ってはいけません。

喪中はがきで訃報を知ったときはどうする?

喪中はがきで身近な人の訃報を知るケースもあるでしょう。生前親しくしていた人や、友人の親などの訃報であれば、まず電話でお悔やみの言葉を伝えます。

あわせて弔問や贈り物の可否を伺い、ご遺族の意向に沿って行動を起こしましょう。

故人との関係がそこまで深くない場合は、寒中見舞いでお悔やみを伝える方法もあります。なお、喪中はがきには基本的に返信は不要とされているため、故人との関係次第で対応を決めてかまいません。

お悔やみの贈り物を選ぶ際のポイント

御仏前へのお供え物は「御供(ごく・ごくう)」に沿って選ぶのが基本とされており、その内容は以下のとおりです。

・香

・花

・灯明

・水

・飲食

このうち「花」は前述した供花にあたります。また香典を包む場合、供物は不要です。どうしてもなにか用意したいなら数千円程度のものを選び、遺族に気を遣わせないよう配慮しましょう。

以下では供物としてよく選ばれる品物をまとめましたので、参考にしてください。

よく選ばれる供物①│線香

御供の「香」にあたる線香は、仏壇やお墓にあげる必需品です。線香と一口にいってもその種類はさまざま。香りひとつにしてもフローラル系、香木系など豊富な種類の線香が売られているため、故人をイメージしながら選んでみてはいかがでしょうか。

ただし、線香を供物として贈ってよいのは仏式のみ。故人が神式だった場合はマナー違反になるため注意が必要です。

また、供物として線香を持参する方は多いため、あえて別のものを選ぶのもよいでしょう。

よく選ばれる供物②│ろうそく

ろうそくは御供の「灯明」をさすもので、こちらも線香と同様によく贈られる供物です。シンプルな白いものから、花や和菓子の形を模したもの、香り付きなどろうそくの種類も多岐にわたります。

少し変わったろうそくで故人の祭壇に彩りを添えたいなら、これぞと思う一品を選んでみてはいかがでしょうか。

よく選ばれる供物③│お茶

御供の「水」にあたるお茶は、「境界を区切る」という意味を持っています。現世での役目を終え、この世からあの世へと境界を越えようとしている故人への贈り物として、お茶は最適です。

お茶の葉は日持ちするため、ご遺族にかかる負担を抑えられる供物だともいえるでしょう。

よく選ばれる供物④│お酒

神式においてお酒は神とつながりが深いもの、神聖なものと考えられています。よって、神式の葬儀にはお酒を供物として贈って問題ありません。

仏式ではマナー違反になるため、たとえ故人がお酒を好む人だったとしても贈らないようにしましょう。

よく選ばれる供物⑤│お米

お米は日持ちもよく、また主食にしている人も多いため、遺族の負担になりにくい点でおすすめの品物です。仏式、神式のいずれの葬儀でも問題なく贈ることができます。

御供における「飲食」に該当する商品なので、供物としても最適です。また古くより農業が盛んだった日本において、お米は貴重な作物のひとつでした。大切なお米をお供えすることは、故人に大きな感謝の気持ちを伝えることにもつながります。

よく選ばれる供物⑥│果物

同じく御供の「飲食」に当てはまる果物を供物として贈るなら、カゴや箱に入った詰め合わせを選びましょう。リンゴやオレンジ、グレープフルーツにバナナなど、1年中手に入りやすく、日持ちするものがおすすめです。

旬のものや、故人が好きだった果物を詰め合わせに加えるのもよいでしょう。ただし、においが強いものや日持ちしない果物は避けてください。

よく選ばれる供物⑦│お菓子

供物の定番であるお菓子の詰め合わせも、御供の「飲食」にあたる供物です。和菓子、洋菓子に関わらず日持ちしやすいものを選びましょう。個包装になったものなら、葬儀を終えたあとにご遺族で分けられて便利です。

百貨店やスーパーでは種類豊富な菓子折りを取り扱っています。故人が好きだったものやご遺族の年齢層に合わせて、喜ばれそうなお菓子を選ぶとよいでしょう。

故人との関係別に選ぶ贈り物のポイント

供物の金額は、相手との間柄別にだいたいの相場が決まっています。以下の表では各贈る相手と自分との関係性から見る供物の相場をまとめましたので、参考にしてください。

故人との関係供物の金額相場
親しい人・親族10,000~15,000円前後
友人・知人5,000~10,000円
友人の親3,000~5,000円
上司・同僚など職場関係者3,000~5,000円
隣人・近所の人3,000~5,000円

お悔やみの贈り物に。八代目儀兵衛のギフト

お米はお悔やみの贈り物として最適であると同時に、ご遺族にも喜ばれやすい品物です。生前親しくしてもらった故人への感謝を伝えたいときには、ぜひ八代目儀兵衛の贈り物をお選びください。

ここでは当店が取り扱う各種ギフトより、弔事や法事にご利用いただける人気商品をまとめてご紹介します。

偲「満」(お米2合×12個)│5,500円(税込)

落ち着いた色合いの風呂敷で12種類のお米を包みました。おむすび用、和食用に洋食用と、おいしく食べていただくためのお米を厳選しました。

故人とご遺族への「ありがとう」の気持ちを伝えたいときにご利用ください。

●内容
料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)

偲「満」(お米2合×12個)│5,500円(税込)を購入する

偲「貴船」(お米2合×12個・お供)│16,500円(税込)

12種類の料理米とごはんに合うお供12品、そして栄養価が高く食感もよい八穀米がセットになったギフトです。大切な人をお見送りされたご遺族の皆さまに、食事を通じて「ホッ」と一息つける時間をお届けいたします。

●内容
料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)
炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波しめじごはん」×1個 / しおのり×2個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / ちりめん山椒×1個 / ひじき梅×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / 玄米茶「八雲」×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個 / 八穀米×1個

偲「貴船」(お米2合×12個・お供)│16,500円(税込)を購入する

偲「翁霞」(お米5kg)│5,500円(税込)

一流の料理人も認める希少品種米「夢ごこち」を中心にブレンドした「翁霞(おきなかすみ)」の特徴は、濃厚なコクと芳醇な香り、そして奥深い余韻です。この世を離れるあの人に、最高峰のおいしさを届けませんか?

●内容
祇園料亭米 翁霞 5kg

偲「翁霞」(お米5kg)│5,500円(税込)を購入する

偲「鞍馬」(お米2合×6個・お供)│11,000円(税込)

おいしいごはんを囲みながら、故人の思い出話に花を咲かせる日もあるでしょう。「鞍馬」には家庭料理に合うお米6種類と、食卓を彩る8品のごはんのお供を詰め合わせました。

当店のギフトが、故人と過ごした「おいしい時間」を思い出すきっかけになれば幸いです。

●内容
料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)
炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / わさびのり×1個 / 塩吹き昆布×1個 / 梅干し×2個 / しょう油×1個 / ほうじ茶「夢かをり」×1個

偲「鞍馬」(お米2合×6個・お供)│11,000円(税込)を購入する

偲「雅」(お米2合×9個)│5,500円(税込)

供物であり、供花でもある。そんな装いのギフトがこちらの「雅」です。9つの花には当店で人気のある3種類のお米を包みました。

いつまでも咲き続ける美しい花とともに、故人を偲ぶ気持ちを届けられる一品です。

●内容
料理米2合×9個(極×4、結×3、和×2)

偲「雅」(お米2合×9個)│5,500円(税込)を購入する

まとめ

お悔やみの贈り物は、故人へ感謝の気持ちを伝えるためのギフトです。香典、供物、供花のいずれも宗教や宗派により選び方と贈り方のマナーが異なりますので、贈り物をする際にはご遺族に失礼がないよう注意しましょう。

時間が経ってからのお悔やみも同様に、弔問の可否と贈り物をしてもよいかの確認は必ず必要です。

贈り物には消え物や消耗品を選びます。

御供(香、花、灯明、水、飲食)にならいつつ、故人が好きだったものやご遺族に喜ばれるギフトを選んでくださいね。

なにを贈ればよいか迷ったときは、八代目儀兵衛のギフトをご活用ください。弔事や香典返しに当店のギフトがおすすめの理由は以下リンクよりご確認いただけます。

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