三十三回忌は弔い上げ?お返しは何がいい?お供えや香典に関するマナーもご紹介

三十三回忌は弔い上げ?お返しは何がいい?お供えや香典に関するマナーもご紹介

最終更新日:2024-01-11

命日の節目ごとに行われる「年忌法要」は、故人を偲ぶ特別な法要です。三回忌や七回忌などは身近に感じる方も多い一方で、二十七回忌や三十三回忌など、数を重ねることで馴染みがないものに感じる方も少なくないといえます。また、三十三回忌を「弔い上げ」とする考えも、近年ではみられるようになりました。

ここでは、三十三回忌について、弔い上げとするべきかといった点に加えて、香典やお供えに関する基本的なマナーや、いただいたものに対するお返しの選び方などについてご紹介します。また。お米業界の常識を覆す「お米の目利き」「精米方法」「ブレンド米づくり」でセブン‐イレブンのおにぎりの監修を通じて「圧倒的なごはんのおいしさ」を実現した八代目儀兵衛がおすすめする、人気のお米ギフトも併せてご紹介します。

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※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。

【記事編集】

京の米老舗 八代目儀兵衛

江戸時代より続く、京都の米屋。風呂敷で包まれた「お米のギフト」やきめ細やかなサービスは、「贈ったら必ず褒められる贈りもの」と評判。慶弔問わず、人生の大切な日や大切な相手への贈りものとして高い評価を受けている。セブン-イレブンやHITACHI、伊藤園といった大企業ともコラボ実績多数。お米への深い愛情と知識、鍛え上げられた技術やノウハウに、メディア取材・出演も多く、テレビ・雑誌・WEBでの注目度も高い。

三十三回忌とは?いつ行うべき?

三十三回忌は、故人の命日から数えて三十二年目に行う年忌法要です。「○○周忌」が命日から○○年目に行われるのに対して、「○○回忌」は命日を迎えるごとに行われます。たとえば「三回忌」であれば、亡くなった日を一回目の命日として、さらに二回の命日を迎える二年後に行われます。すなわち、亡くなった日を含めて三回の命日を迎えると、「二周忌(※亡くなった二年後)」および「三回忌」に数えられます。

こうした数え方から、三十三回忌は亡くなった日の三十二年目の命日に行われる法要を指します。

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三十三回忌で弔い上げとすることも

「弔い上げ」は、年忌法要の最後として行われる法要を指します。「弔い上げ」という言葉以外にも、「問い上げ」や「問い切り」、または「上げ法要」とも呼ばれることがあります。

弔い上げに厳密な定義(=何回忌で最後か)はありませんが、一般的には三十三回忌か五十回忌をもって弔い上げとすることが多いようです。その理由としては、三十三回忌や五十回忌を迎える頃には魂が極楽浄土へ行き往生するという考えが根底にあるといわれています。また、地域によっては弔い上げとなった故人の魂は「個人」としてではなく、「(ひとつのまとまりとしての)先祖」として信奉されることから盛大に行われるケースもあります。

なお、これまで五十回忌で弔い上げとされることが多くありましたが、近年では三十三回忌を節目として弔い上げとすることも多くなっています。これは、現代社会のように高齢化が進むことで、五十回忌を弔い上げとすると自身の両親の弔い上げを健康な状態で行えないこともあることから、健康な状態で行うべく三十三回忌を最後にするという考えが根底にあるともいわれています。

こうした背景から、三十三回忌で弔い上げとすることも多くなっているようです。弔い上げを終えると、それ以降の年忌法要は行われなくなります。

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三十三回忌の基本マナー

弔い上げになることもある三十三回忌を行うにあたって、基本的なマナーに大きな違いはありません。違いがあるとすれば、弔い上げにふさわしい服装が求められるという点が挙げられます。

以下では、服装を含め、香典やお供えなど基本的なマナーについてみていきます。

三十三回忌の香典

香典は、年忌法要に参加する上で欠かせないもののひとつです。相場は故人との関係性によって異なるものの、回忌の数(回数)によって香典の金額が異なるといったことはあまりないようです。一般的な相場としては、実の父母や祖父母であれば10,000円~30,000円、近所の知人や職場でお世話になった方などであれば10,000円ほどとなっています。

香典に関するマナーとして、金額以外にも覚えておくべき点があります。冠婚葬祭のうち、結婚式などの祝い事であれば新札で揃えるというのがマナーですが、葬儀や法要のような不祝儀では古札で揃えるというのがマナーだと考えています。これは、新札であれば「故人の不幸に備えていた」と受け取られかねないことからくる、誤解を招かないための配慮です。

香典に関する他のマナーとして、香典袋の表に「御仏前」または「御香典」と記し、中袋には氏名と住所、金額を記すようにします。

三十三回忌のお供え

香典の相場は上述したように10,000円~30,000円が一般的ですが、法要にお供えを持参する場合はお供えの金額分だけ香典から差し引くという考え方も広くみられます。たとえば、お供えが3,000円~10,000円ほどである場合は、香典も10,000円に留めるといったケースなどが考えられます。

お供えのマナーとしては、花や線香、果物、日持ちするお菓子などすぐにお供えできて消費するのが負担にならないものを選ぶのが一般的です。加えて、お供えに「御供」の熨斗(のし)を掛けるのがマナーとなっています。

三十三回忌の服装

上述したように、年忌法要のマナーは回を重ねても大きな違いありません。ただし、服装に関してのみ、その法要が弔い上げになる場合には注意が必要となります。

一般的に、年忌法要に参加する際の服装は、回を追うごとに軽装になる傾向があります。たとえば、一周忌や三回忌では正喪服での参加がマナーとなりますが、三回忌や七回忌を過ぎると略礼服が勧められることも多くなります。そのため、それ以降に行われる二十三回忌や二十七回忌も略礼服(平服)での参加が多くなります。しかし、三十三回忌が弔い上げになる場合、最後の年忌法要にあたることから特別な法要となります。それまでの年忌法要で略礼服を着用して参加していた場合でも、弔い上げとなる三十三回忌では喪服を着用するのがマナーです。男性の場合は黒のネクタイ・靴下・靴を着用し、それ以外の装飾品や小物は身に付けないことが多いようです。女性の場合は黒のストッキング・パンプスを着用し、宝飾品は真珠のネックレス以外は着用しないのが望ましいと考えられています。

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三十三回忌のお返しの基本的なマナー

お返しを贈る上で覚えておくべき主なマナーとしては、「お返しの金額の相場」「選ぶべき熨斗(のし)の種類」「贈りものとして避けるべき品物」の3つが挙げられます。これらはいずれも基本的なマナーとなっているので、お世話になった方々への失礼とならないよう覚えておくことが大切です。

①お返しの金額の相場

三十三回忌のお返しも、他の年忌法要のお返しと同様に相場はいただいた金額の半額~1/3がマナーと考えられています。あまりに高額すぎるお返しや、あまりに安価なお返しになるとマナー違反となることから、上記を目安としてお返しを選ぶようにしましょう。

②選ぶべき熨斗(のし)

お返しを贈る際に気を付けたいのが、適切な熨斗(のし)の選び方です。年忌法要ののしは、一周忌までと三回忌以降で異なるという点に注意が必要です。

葬儀や四十九日、そして一周忌までは黒と白、または双銀の「結び切り」を選び、三回忌以降の法要では黄と白(または青と白の結び切りを選びます。表書きの墨は、葬儀や四十九日で用いられる淡墨ではなく黒の濃い墨がマナーです。これは、葬儀や四十九日は訃報によって心の喪失が大きいことを淡い墨で表現し、それ以降は心の平静を取り戻しつつあることを伝えるためと考えられています。表書きには、「志」または「粗供養」と書きます。

③贈りものとして避けるべき品物

お返しの品物選びに関しても、覚えておくべきマナーがあります。たとえば、肉や魚などをそのまま使っているお返しはマナー違反と考えられています。ただし、近年では加工したものであれば問題ないとされることも多いので、過度に気にする必要はないといえます。

一方、贈りものとして望ましいものとしては、消費することによってなくなる「消えもの」が代表例として挙げられます。

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三十三回忌のお返しにおすすめの品物

お返しを選ぶ上でマナーを押さえることと同じくらい大切なのが、「何を贈るか」という点です。お世話になった方に喜んでいただけるものを選ぶことで、感謝の気持ちを伝えることができます。お返しにおすすめの品物としては、以下のようなものがあります。

三十三回忌におすすめのお返し①消えものの代表例「焼き菓子」

焼き菓子は、お返しの定番として多くの方に選ばれています。その理由として、「長期保存が可能」「気軽に食べることができる」といった点が挙げられます。価格の幅が広いことから予算に応じて選びやすいという点も、大きな魅力です。

三十三回忌におすすめのお返し②洗剤・石けんなどの日用品

「消えもの」というと焼き菓子のような食べものや、もしくはジュースなどの飲料が想像されがちですが、それ以外の消耗品もまた「消えもの」に含まれます。たとえば、洗剤や石けんなどはその代表例です。こうした日用品も生活必需品であることから、お返しとして喜ばれる贈りものとなっています。

三十三回忌におすすめのお返し③毎日の生活に欠かせないお米

喜ばれるお返し選びのポイントのひとつとして、「毎日の生活に欠かせないものを選ぶ」という点があります。たとえば、毎日の食卓に不可欠なものであるお米が挙げられます。焼き菓子のような甘いものが苦手な方にも喜ばれる、誰にとっても嬉しい贈りものとして人気のギフトです。

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八代目儀兵衛の三十三回忌のお返し

三十三回忌のお返し選びで迷っている方におすすめなのが、八代目儀兵衛のお米ギフトです。お世話になった方への贈りものとして、多くの方に選ばれています。

以下では、数多くあるお米ギフトの中から2,000円~20,000円の価格帯別にご紹介します。

予算が2,000円未満の方におすすめ:偲「二分」(お米2合×2個)【1,400円(税込)】

八代目儀兵衛の偲「二分」は、お世話になった方々に感謝の想いと敬意を伝えるのにふさわしい、リーズナブルなお米ギフトです。手渡しにも適したサイズで、連名で香典をいただいた方々にも贈りやすいのが嬉しいポイントです。

内容:料理米2合×2個(極、結)

偲「二分」(お米2合×2個)の詳細を見る

予算が3,000円前後の方におすすめ:偲「凛」(お米2合×4個)【3,400円(税込)】

八代目儀兵衛の「凛」は、八代目儀兵衛が自信を持ってお届けするお米マイスター厳選のお米ギフトです。落ち着きあふれる青のグラデーションが、お世話になった方々へ心からの想いを伝えます。

内容:料理米2合×4個(極×2、結×1、和×1)

偲「凛」(お米2合×4個)の詳細を見る

予算が5,000円前後の方におすすめ:偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)【5,500円(税込)】

八代目儀兵衛の「醍醐」は、お米選びの経験豊富な職人が選び抜いた極上のお米に、京を代表する美味である佃煮や梅干しなど詰め合わせたお米ギフトです。厳選されたお米と相性が抜群のお供の組み合わせは、ぜひともお世話になった方々に味わっていただきたい逸品です。

内容:料理米2合×6個(極、結、和、洋、中、健)/ひじき梅×1個 / 梅干し×1個 / 塩×1個 / ほうじ茶「華かをり」×1個

偲「醍醐」(お米2合×6個・お供)の詳細を見る

予算が10,000円前後の方におすすめ:偲「白雲」(お米2合×5個・タオル)【11,000円(税込)】

八代目儀兵衛の偲「白雲」は、八代目儀兵衛のお米マイスターが豊富な経験を基に目利きを重ねて厳選したお米と、最高級でありながら日常使いができる「今治浴巾」のタオルとの詰め合わせギフトです。「お米にプラス一品を贈りたい」という方の想いに応える贈りものとして、多くの方に選ばれています。

内容:料理米2合×5個(極×2、結×3)/タオル:約45×90cm(ミニバスタオルサイズ)

偲「白雲」(お米2合×5個・タオル)の詳細を見る

予算が20,000円前後の方におすすめ:偲「雲竜」(お米2合×12個・お供)【21,000円(税込)】

八代目儀兵衛の偲「雲竜」は、12種類のお米に、八代目儀兵衛自慢のごはんのお供を詰め合わせた最高級ギフトのひとつです。十二単をかたどった色彩あふれる風呂敷に包まれた荘厳な贈りものとして、お世話になった方に感謝の想いを届けます。

内容:料理米2合×12個(極、結、和、洋、中、健、鮨、煮、丼、粥、玄、餅)/炊き込み「雲丹と鮑めし」×1個 / 炊き込み「松茸めし」×1個 / 湯葉丼 ×2個 / 炊き込み「竹の子ごはん」×1個 / 炊き込み「丹波黒とひじき」×1個 / しおのり×1個 / ゆずのり×1個 / 梅ひじき×1個 / 梅干し×6個

偲「雲竜」(お米2合×12個・お供)の詳細を見る

三十三回忌のお返しでお悩みなら、八代目儀兵衛にご相談ください

弔い上げになることもある三十三回忌。そんな最後の法要でお世話になった方々には、心からの御礼と感謝の気持ちを伝えたいものです。

八代目儀兵衛では、三十三回忌のお返しとしてぴったりのお米ギフトを豊富に取り揃えています。ご予算に合わせたおすすめの贈りものをご案内いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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